行動なくして
実現なし
007.被災地をみて

憩いの場~被災地をみて5~

初めて被災地に入ったのは5月7日夕方、岩手県大槌町に着いた。被害状況に言葉を失いながら町を見ていたら、がれきのあるエリアにローソンがあった。たくさんの人でにぎわい、商品も揃っていた。被災地の真ん中なのに「どうしてローソンだけが?」と不思議に思い、定員に聞いてみた。店員の話によると、ローソンも津波をうけて人の胸ぐらいの高さまで海水に浸かったという。しかしローソンの本部の方で復旧を急ぎ、いち早く営業を再開したという。それでも再開したのは4月29日、私が訪れる1週間ほど前だったたという。

その店員は、町の人がごみを捨てに来ても丁寧に対応し、分別をしていた。他の店員も、大きな声で挨拶をして、客を待たせないようにと手際よくレジをうっていた。そして町の人たちは、顔見知りを見つけると楽しそうに話を弾ませていた。

1日の終わり、復旧の途中で町の灯りがほとんどない中、ローソンは頑張る町の人たちの憩いの場になっていた。