行動なくして
実現なし
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食欲の秋・農業の秋

こんばんは。手伝いをしているプルーンの収穫が山場をむかえています。

記者の時から感じていたのですが、農業はものすごい手間暇のかかる仕事です。

プルーンもそうです。私が手伝いをしたこの時期だけみても、

・雨よけのシートを1本1本の木にかける

・収穫は当然一粒一粒

・収穫したプルーンを軽トラで一日何往復も運ぶ

・収穫した実は一粒一粒大きさや状態をみて仕分け

・箱詰め

・同時に箱詰めする箱を作る

…とまあ地道な作業ばかりです。

しかも、プルーンの実の熟し具合で、出荷は短期間に一気にやらないといけません。

たくさんの人がそれぞれ地道な作業をこなして一気に出荷します。

プルーンにかぎったことではありません。

今年は日照時間が長かったせいか、稲が長く伸びすぎてしまい

収穫をまえに稲が穂の重さに耐えられず、倒れてしまっている田んぼをかなり見かけます。

倒れた稲は機械で刈り取るのも難しいようで、これまた地道な作業が強いられることになりそうです。

農業って、労働対価が低いと感じます。

もちろん「食」なのであまり高ければ食品は売れないし、

国内市場は安い外国産の農産物が席巻しています。

国内農業は競争力をつけないといけません。

海外に市場を拡大して、海外の安い農産物と真っ向勝負する必要はないと思います。

しかし、味の良さ、鮮度、安全性も加味して、

国内で海外から輸入される農産物に負けない力が必要だと思います。

そうすると自給率が上がり、国内の需要に国内で応える環境ができると思います。

地道な作業がもっと報われるように、農業の成長、地力をつける道を考たいです。