昨夜(14日)、軽井沢町長選挙(23日投開票)に
立候補する3氏の公開討論会を見てきた。
会場にいったらスタッフがすごく若い。みんな20歳ぐらいで驚いた。
それもそのはず、討論会の主催者は成城大学の准教授の打越綾子さん。
スタッフは打越准教授のゼミの学生だった。
打越さんは軽井沢在住で地方自治の政治行政が専門だという。
討論会は面白かった。
最初に3候補がそれぞれ15分ずつ演説する。
来場者にはあらかじめ質問用紙が配られていて、
質問をしたい人は書いて出す。
質問は司会者が適宜取り上げて3候補にぶつける。
予告なしの質問に応える3候補にとってはちょっとした試練だが
傍聴に来た人が参加できるというのがいいアイデアだと思った。
選挙の公開討論会というのは、どうしても平等な司会進行に頭がいってしまう。
平等を担保したうえで傍聴者をひきつける演出をすることは難しく、
そういう意味で昨夜の討論会は画期的だった。
来場者は、打越さんは200人を見込んだというが350人を超えた。
打越さんが新聞の折り込み広告を2回やったと話していた。
各陣営の関係者や主催者の関係者が多いというよりも
率直に一般の人が多いと感じた。
きょうの討論会でも議論になったが、
「若い世代はじめ多くの人に政治に関心をもって欲しい」と
いつの時代も繰り返し言われている。
今回の大学準教授と学生による手作りの討論会。
アイデアと情熱でこれまでの討論会に勝り、
住民に素晴らしい機会を提供したと思う。