菅政権への不信任決議案をめぐる一連の動きは
政治不信、政治離れをさらに加速させたと思う。
政治を志す私にかけられる言葉が変わってきた。
「頑張って」というエールをいただくことは去年も今も多が、
「どうしてNHKを辞めてまで政治家になろうとするの?」と
聞かれることが増えた。
また、「大変だね」と苦笑いを浮かべて励ましてくれる人も多くなった。
そこには
「政治家になっても何もできないし信用もされないのに、
どうしていばらの道を進むのか」という疑問が見える。
私は去年の参院選で
「政治に対してあきらめない」と言ってきた。
私が選挙を手伝った、
同世代で松本市議会議員の小林あやさんも、
「あきらめないでください」と有権者に訴え続けた。
最近の加速する政治離れを感じながら、
自分の政治への想いを改めて考えると
「あきらめない」ではなくて「信じている」のである。
私は政治を信じている。
現職の方々は何もできていないが、
政治という職業は
よりよい社会を作ることができると信じている。
自分がやればできると信じている。
「何を青臭いことを」思う人が多いかもしれない。
それでも政治を信じている。
まずは、多くの人に期待をしてもらえるようにすることが
私のやるべきことだと思う。