原発事故は依然として予断をゆるさないが、
今後の原発政策に対する考え方は2つに割れている。
1つは、経済の停滞を招かないように原発を守っていく考え方。
新聞では産経新聞がその最先端を走っていると感じる。
もう1つは、原発を縮小、廃止するべきだという人。
安全安心を第一に考える人たちだが、
政治家も少数派だ。
これを声高に言う大手メディアもまだない。
原発がある自治体でさえも
原発の稼働については慎重に言葉を選んでいる。
国に責任を投げている印象すら受ける。
しかし原発ストップを心の底から叫んでいる人たちがいる。
子育てをする母親だ。
国民の生命と財産を守ることは政治の使命だが、
子育て中の母親以上に、
将来の日本の生命と財産を守ろうとしている
政治家やメディアはいないように感じる。
私に原発政策の今後を決める権限があるのなら、
原発をこれ以上増やさないことだけはまず決めたい。