岩手県大槌町でのボランティア活動に続き
宮城県内の被災地を回って
19日未明に自宅アパートに戻ってきた。
5月7日から2度の訪問で訪れたところは
岩手県大槌町、宮古市、山田町、釜石市、
陸前高田市、大船渡市。
宮城県の気仙沼市、石巻市、塩釜市、多賀城市、
仙台市、山元町。
どの市町村も言葉が出ないような、
見ているだけで途方に暮れるような
大きな被害が広がっていた。
途中でひいた風邪が長引いているせいもあるかもしれないが
何から書いたらよいか気持ちの整理がつかない。
仙台市の沿岸部では今も自衛隊のヘリが低空飛行をして
行方不明者の捜索を続けている。
気仙沼市でも、瓦礫を丁寧に見ながら
不明者を探す警察官がたくさんいた。
石巻市では旧青果市場の大きな建物が
亡くなられた方の安置所になっている。
また、身元が分からない遺体が
もともと公園だった広場に埋葬されている。
仙台市にはいまも250人が避難している体育館がある。
陸前高田市と山元町は
瓦礫の撤去がほとんど始まっていないように見えた。
復旧復興という言葉に程遠い被災地がたくさんある。
1人でも多くの人に関心を持ち続けてもらえるように
この目で見てきたこと、頭で考えたことを整理して伝えたい。