こんばんは。きのうは佐久市臼田の商工会青年部が主催する
「どんと焼き」を、青年部の一員として手伝ってきました。
上の写真は、クレーンなどを使って組んだやぐら。後ろの白い山は浅間山。
千曲川の河川敷で行われる臼田のどんと焼きは規模が大きいので
かなりのお客さんがきます。
大きなやぐらが燃える様子は圧巻で、厳しい寒さも一瞬吹き飛びます。
臼田のどんと焼きでは、残り火をつかって「まゆ玉」を焼いて食べます。
昔、臼田は養蚕がさかんでした。私が小さい頃も
養蚕をしている家が、わずかですがありました。
まゆ玉は、養蚕や農業の豊作を祈願して団子を丸め、
やなぎの木につけます。かつての風習が今も残っています。
商工会青年部は、メンバーの多かった時期と比べると
3分の1ぐらいに減っているということです。
1月のどんと焼き、5月のこまん祭、そして夏祭りなど
青年部が関わるイベントは少ないですが
街の風習を守るため活動しています。
イベントに参加するのは毎回10~20人ですが
エネルギーのある少数精鋭メンバーで私も参加するのが楽しいです。
どんと焼きは、寒いので準備と片付けが大変です。
河川敷に持って行った机や椅子を商工会に持ち帰り、
脚についた泥を拭いていると拭いたところが凍ります。
雑巾もパリパリになります(笑)
でもたくさんの人がきてくれて、青年部のボランティア活動に
感謝の言葉をかけてくれるので頑張れます。
さらにきのうは、中学生の男の子が
チラシをみて手伝いに来てくれました!
どんと焼きやお祭りは、その日限りでずが街のにぎわいを創出します。
でも、エネルギーあるメンバーの頑張りは、地域の無限の財産だと思います。
きのうのどんと焼きはテレビの取材もきていました。
放送時間はわずか30秒でしたが(苦笑)
県内、そして全国で注目されるような催しやアイデアを
みんなで考えていけたらいいなと、
冷え切った手でビールを飲みながら考えました。