行動なくして
実現なし
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【2016.09.23】野沢南高等学校定時制視察②

定時制高校のいいところは、少人数、一人一人の生徒に応じた教育ができること。全日制のように、部活や進学に、生徒も先生も追われることがないからこそできることだという。「定時制に教育の原点がある」というのは、このことをさしているのかもしれない。

この日、選択の数学の時間では、10人に満たない生徒をさらに二グループに分けて、一グループは二次関数、一グループは、プラスマイナスの混ざった四則演算の復習をしていた。

ただ、先生のなり手不足は深刻なようで、この日も、再任用の先生が教壇に。

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定時制勤務を希望する先生は少ない。たしかに、子育てをしている先生などは、夜勤務はしにくい。

かつては、夜間手当に該当する「定通手当」が基本給の数パーセントと決められていたが、いまは、一律2万円となり、全日制の諸手当と変わらない。

先生のなり手が少ないため、再任用、または、専門外の科目を教えなければいけないケースもあるという。

長野県内の高校教職員は4000人前後いるが、定時制勤務は100人ぐらいではないかとのこと。勤務して初めて定時制の実情や、定時制の良いところを知る先生もいるが、知らないままの先生も多いという。(続く)

(2016.09.24 FBより転載)

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