「定時制に教育の原点がある」
何年か前に、ある先生からこの言葉を聞き、きょうようやく視察に。
生徒のことはもちろんだが、学校側、先生、県や国の関与など、考えさせられることが非常に多かった。
皆さんとともに考えたく、少しずつ、いろいろ書いてみたい。
野沢南定時制の校長、教頭によると、野沢南を始め、県内各定時制高校は、昭和20年代後半ごろにできた。
野沢南の定時制は一学年1クラス、4学年で60から80人ぐらいで推移。
かつては勤労学生もいたが、平成の初め頃から変わり始め、
不登校経験、要特別支援、外国籍など、様々な事情の子がほとんど。
多い時は、4年間で3分の一が退学。去年は就職の決まらない生徒も多かったという。
「きょうは、見学にくる人がいるからと言ってあったからか、みんなしっかり授業を聞いていました」と校長が話していたが、見学はともかくとしても、地域や社会がもっと関心をもつことが大切。(続く)
(2016.09.23-24 FBより転載)