行動なくして
実現なし
001.想い

前進する機会を逸した

菅内閣への不信任決議案は否決された。

菅総理が、昼の民主党代議士会で

「メドがついたら若い人たちにいろいろな責任を引き継ぎたい」と、

退陣に言及したので民主党は分裂を免れた。

民主党は良かったのかもしれないが

民主党以外の国民には大迷惑だ。

当初、不信決議案に賛成派も反対派も

復旧復興を進めるという大義があったが、

きょうの動きは完全に党内の内輪もめだった。

民主党の本質を改めてみた思いだった。

日本の政治はどんどん停滞していく気がする。

政治が前進する機会を逸した。

辞めると分かっている総理に期待する人は

国内にも海外にもいない。復興も外交も進まないだろう。

今夜は菅総理の会見が予定されているようだ。

復旧復興に一刻も早くめどをつける。

それは同時に菅総理の任期を自ら縮めることになるが、

日本のためにそうしてほしい。

政局はしばらく続くだろう。

菅総理退陣後に

期待を持たせる政権プランを作るのは

どこの党の誰になるのだろうか。