行動なくして
実現なし
001.想い

渡辺代表の8億円報道について

みんなの党・渡辺代表の8億円の話が連日報道されるようになってから、地元でこのことをよく聴かれる。

渡辺代表がご自身個人で使ったとおっしゃっているので、そうであれば、渡辺代表もおっしゃっているように説明を尽くす責任がある

借金は2010年参院選前と2012年衆院選前にしていたとのことで、2つの選挙は私が立候補した選挙だ。私は、党から受けとった金は、選挙だろうと普段の政治活動だろうと、すべて選挙や政治活動の収支報告書に記載してきている。党が私に活動費を交付したことは党の収支報告にも記載されているし、そのための領収書も私は党に出している。この点は、いまみんなの党を離れて結いの党にいるメンバーも、いまもみんなの党にいる人たちも同じだと思う。だから、収支報告書に記載されていない金があるというなら説明をして欲しいという気持も同じだろう。

去年夏、当時の江田憲司幹事長が渡辺代表から更迭された際に、党改革の大きな柱として財政の透明化を求めた。私も、党の財政運営を代表1人がやっていることは疑問だったし、役割分担をして、代表は代表の仕事に専念していただきたいと考えていた。渡辺代表が金策に苦労されていることはみんなわかっていたし、渡辺代表一人にすべてをやらせてはいけないという声も議論の中で出た。当時の議論の結果、渡辺代表は財政担当の新しい役員を設けた。しかし渡辺代表から、収支報告に記載していない借金があるという説明はその時もなかった。

みんなの党は長年、渡辺代表と江田憲司幹事長の仲が悪いと痴話げんかのようにずっと言われてきたが、「党財政の透明化と役割分担。特に金はクリーンにしなければいけない」と江田さんが繰り返し発言してきたことは、改めてここで申し上げておきたい。渡辺代表が党のために尽力してきたことは誰もが認めるところだが、江田さんだって、みんなの党のためを思ってあのとき発言したのだ。