行動なくして
実現なし
001.想い

第3極に期待されていることはなにか

大阪維新へ合流しようという
様々な国会議員の動きが報じられているが、
みんなの党を含めた第3極と呼ばれる政治勢力が、
「何をやるか」を明示することを忘れてしまったら、
「またこれまでの政治と同じか」と思われ、
有権者の支持は得られなくなるだろう。

第3極に期待されていることはなにか。
それは、総じて言えば
「これまでの政治を変える」ことだ。
だから、
いまこそ改革の中身を声を大にして訴え続けないといけない。

政策はいろいろあるが、
みんなの党が他のどの党よりもこだわらなければいけないのは、
政治家や官僚が自らの襟をただし、
将来の日本を支えることのできる国の形を一から作っていく
「行革」以外ないだろう。

自民党の大臣職よりも改革の中身にこだわった渡辺代表。
また、脱藩官僚の先駆けとして
官僚主導の自民民主政治と
長年独りで対峙してきた江田幹事長。
3年前、みんなの党が結党したときの想いが「行革」だった。

決戦の時が近づいているからこそ
原点を私自身、もう一度確認しておかないといけない。

大阪維新には、大阪から日本を変えるという
国政進出の大義がある。
道州制勉強会を重ねてきた5人にも、
道州制という大義があるだろう。

しかし、市長と知事が対立している愛知の2人や、
安易に維新と合流しようとする国会議員には
報道をみる限り大義が感じられない人もいる。
そうした人たちのことをある人がFacebookで
「目立ちたいだけ」と言っていたが、まさにその通りだ。

選挙が近くなれば第3極の動向にますます注目が集まるが、
目立ちたがり屋の行動ばかりがクローズアップされていては、
第3極が非常にあやふやで、頼りにならない存在に
なり下がってしまうと危惧している。

みんなの党は第3極の老舗なのだから、
ここはなんとしても踏ん張らないといけない。

原点や大義が大事だ。