震災から3ヶ月。
これまで数値化されなかった様々なデータが報道された。
ようやくというか、復旧にむけた数字が出始めた。
仮設住宅が、必要とされている52000戸に対し
28000戸が完成した。
1ヶ月前と比べたらかなり進んだ。
がれきの処理も、
仮置き場に撤去した数字であって本質的な解決ではないが、
岩手で33パーセント、
宮城で19パーセントが片付いたと
初めて進捗状況が数値化された。
将来が見通せない中で
地元の人や自衛隊が地道に活動した賜物であり
被災地の外から見ていても感謝したい。
しかし、
避難生活を余儀なくされている人が9万人。
8000人をこえる行方不明者。
断水58000戸。
読売新聞の朝刊によると
「地元にもどりたい」と考える人が
1か月前に比べて激減(65%→47%)したという。
3か月が経って改めて被害の大きさに衝撃をうける。
原発の状態は予断を許さず
警戒区域などは被害がほとんど放置されているという。
まだまだこれからだ。