24日、栄村に震災復興ボランティアに行ってきた。
午前8時過ぎ、たくさんの避難者と、ボランティア、
そして朝のミーティングを済ませた全職員がすでに動き出していた。
役場の総務課に義援金を届けに行ったら
島田村長が対応してくれた。
募金をしてくれた人に「義援金を確かに届けました」と伝えることができるようにと、
職員の人が写真を撮ってくれた。
多くの方に短時間で協力いただいた10万円、確かに届けました。
島田村長は、住宅が壊れた人の支援にあてたいと話していた。
村長の話だと、大きな課題は2つあるという。
1つは雪が深く上下水道の被害調査、復旧工事のめどがたたないこと。
もう1つは雪が解けた後に新たな地形変化が見つかる恐れがある。
特に土砂崩れがあった場所がさらに崩れる可能性があり、
周辺住民の避難指示を解除できないという。
村長は地震の後、ずっと村長室に寝泊りをしているという。
避難者は当初の1500人から半数以下に減り、
「だいぶ落ち着いた」とはいっていたものの、
疲労とこの先への不安が感じられた。
村長室をあとにした私がむかったボランティアセンターは、
役場の2階、村議会の議場だった。
(「いざ、栄村 ②」に続く)