こんばんは。
小沢さんが、再び検察審査会から「起訴議決」の決定をされ、強制的に起訴されることになりました。
今後、国会の流れで考えられるのは、
与党からの離党勧告。野党からの証人喚問要求。
そして、「推定無罪」の原則から裁判の推移を見守るという選択肢もあります。
離党勧告を出すか、証人喚問を認めるかどうかは、やはり民主党の意向が大きい。
民主党が国会でさらに小沢さんを追い詰めるかどうかは大きな焦点です。
民主党はいま結論をだせないでしょう。
党の支持率、菅総理の支持率をみて結論を出すと思います。
裁判の方は、検察が2度にわたって不起訴にした事案を法廷にかけるのですから
簡単に予想はできません。
ただ、民主党が裁判に結論をゆだねると、裁判の結論はかなり先になることが見込まれ、
それまでは政局の動きが止まると思います。どうなるかは私もわかりません。
一つ言えるのは、参院選の民主党の敗北、民主党代表選の小沢さんの敗北、
そして今回の検察審査会の結論。
この3つから、小沢さんへの国民の不信感はもはやぬぐい難いということです。
裁判の行方はわかりませんが、裁判は、「疑わしきは罰せず」なので、
小沢さんへの不信感は、裁判所がどういう結論を出しても消えないというのが
今の率直な予想です。
ところで、私は以前、検察審査会の議論、中身が不透明だと指摘しました。
今回の検察審査会の11人は平均年齢が30.9歳。
そして、検察審査会には弁護士が立ち会っていることがきょうの報道でわかりました。
報道ステーションは近いうちに検察審査会の実態を取材・放送するそうなので楽しみにしています。
私は、政局など自分の力ではどうにもならないものを気にすることは
時間の無駄だと参院選に出る前から考えてきたので、今後も地道にやっていきます。