こんばんは。菅さん再選でした。
報道によると、党員サポーターの票数は菅さんが14万票弱で、小沢さんが9万票超と
ポイント差ほどの差はなかったようですが、結果は党員サポーターのポイント差が大きかった。
いよいよこれから、選挙のあとが大切です。
菅さんがいかに言行一致の態度を貫けるか。
「金と数の力の古い政治から脱却する」といって小沢さんと対決した以上、脱小沢を貫けるか。
きのうは2人の投票直前の最終演説を、NHKでみていました。
接戦と言われた国会議員票の最後の争奪戦として、2人ともかなりの決意で臨んだはずです。
小沢さんは、「官僚支配からの脱却」「やると言ったらやる」と、
脱官僚の想いを自身の初出馬、自民党時代にさかのぼって触れていました。
地域主権、景気、社会保障、外交にも話題が及びました。
一方の菅さんは、民主党議員の職業を、
「弁護士、気象予報士、医師、歯科医師、派遣社員、、、」と、丁寧にひとつひとつあげて
民主党の多彩ぶりをアピールしていましたが、自身が成し遂げたいことについては言及が少なかった。
とくにひっかかったのは、小沢さんが「私には夢があります」といったセリフを引用して
「私にも夢があります」と応じたところです。
代表選を通じて感じたのですが、小沢さんが政策を訴えるのに対し、
菅さんはそれに呼応するというか、
小沢さんの出方に呼応する姿勢が中盤から目立ったように思います。
総理を決める代表選に出る以上、自身が政治家としてやりたいこと、
そして代表任期中にやりたいことは少なくとも言及してほしかった。
これまでの民主党は政権交代が目的でいろんな考えの人が集まりすぎた。
今回の代表選でそれが純化されるかと思いましたがまだ時間がかかるようです。
菅さんの今後の行動に言行不一致がふたたび繰り返されるようなら、
世論の支持をうけて再選したといわれる第2次菅内閣は
すぐに解散の世論にさらされるに違いありません。
きのう、ブログのタイトルを「9月14日」としたのは、
将来この日が歴史的転換点になることをわずかにも期待したのですが、
そういう期待が薄まったというのが代表選直後の感想です。
私、まだ充電中ですが熟慮断行すべく、いろいろ考えます。