行動なくして
実現なし
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衆院選日記 12月2日

きのうの夜は、公示第一声、出陣式で何を話そうか考えているうちに寝てしまったが、今朝の上田事務所前「眼鏡市場」での第一声は、なにか心に火がついた感じだった。寒い朝、若い人から年配の人まで、多くの人に集まっていただいたことで、心のどこかのスイッチが入った感じがした。

選挙前と話していることが変わらない部分は以下簡単に箇条書きで書く。
・若い政治家として、未来をいまから考える。
・10の地方があれば10通りの活性化策があり、それを下支えするのが本当の地方分権だ。
・消費増税10%先送りは、増税までの間に、税金の使い途を徹底的に見直すことができるかどうか。
・集団的自衛権は、まず日本が日本自身になにかあったときに日本が自分自身をどう守るかの議論が大事。
・原発の再稼働は未来に明るいものはない。それよりも自然再生エネルギーの拡大に取り組むことの方が新しい成長になる。
・大胆な金融緩和ばかりを繰り返すわけにはいかないから、アベノミクスは見直しが必要。

きょう話していて新たに思ったことは、私は2年間、かなり我慢を、悔しい思いをしてきたのではないかと。自民党と民主党の、特に自民党側の民主党批判による自民党正当化策は、政治の前進を妨げてきたと前にも書いた。それ以上に、自民党の数の力による国会運営に対して、きょうは思いが弾けた感があった。秋の国会で、自民党議員の出席が少なく法務委員会をストップさせたことがある。出席していても寝ていたり、携帯をいじっていたり。こちらが寝ずに質問をつくり、審議を積み重ねても、結局数の力で採決結果は変わらない。当たり前でしょといわれればそれまでなのだが、与党の緩みきった態度に私は思った以上に怒っていたことに、きょう演説をしていて気づいた。

国会審議は極めて重要だが、選挙はもっと大きな力が働く。それは、有権者の1票、有権者の思いである。1回の選挙、1有権者の1票の積み重ねで、その後の政治が大きく変わる。今回の選挙は有権者にとって、未だ、しらけ感というか、呆れムードを感じるが、是非みなさんには思いを票に表現していただきたい。

有権者の大きな力とともに、緊張感を失った国会を変えたいと心底思う。