きのう、臼田高校野球部の短い夏が終わった。
よく知る三年生たち、いつもは生意気な子たちが号泣。
お母さんの一人が、
「いまさら泣かないの!泣くぐらいなら勝ちなさい!」
そう言っているお母さんも、泣きそうだった。
子どもの泣く顔をみたくなかったのだろう。
やり直しのきかない高校野球。
頑張ったけど目標に届かなかった球児。
もっと頑張れたのに、と悔やむ球児。
「悔いはない」とはいうものの、必ずある。
頑張ったけど結果が出なかったら、頑張った経験をいかしてその後の人生でまた頑張ればいい。
もっと頑張れたはずだ、と思うなら、その悔しさを今後の人生にいかせばいい。
高校野球はやり直しがきかないが、高校野球で得た経験をぶつける機会はいくらでもある。
これは高校野球に限った話ではない。
人生にムダなどない、と私は思う。
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