初めての通常国会が終わった。
「これからいくつもの困難がある」
そう言っているかのような強い雨が降った。
予算委員会など、多くの質問に立った。
当選から5ヶ月で、
本会議の質疑に登壇できるとは、
議員になる前は予想もしなかった。
「新人議員と言う言葉は使わない」と、
甘えを排して活動してきた。
大臣だろうと官僚だろうと、
言うべきことは言ってきた。
反省も多かったが、無我夢中で仕事をした。
本会議場のヤジには辟易させられた。
議員の質について考えさせられたことは多かった。
官僚とのやり取りも多かった。
真摯な話し合いが多かったが、
一方で、内容の薄い答弁も多く、
官僚の熱意についても、
考えることは多々あった。
議員立法にも関わった。
「法律はこうやってできるのか」と、
その重みとともに、
シンプルな作業への驚きもあった。
酒を飲む機会はあい変わらず多いが、
量は減った。
翌日、頭をできるだけクリアにしておきたい。
翌日を気にして節制するようになったのは、
野球をしていた時以来だ。
課題は多い。
満足や、安心感は一切ない。
もっともっと。
「公のために」
挑戦は、まだ始まったばかりだ。
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