きのう、
「組織益は公益ではない」という言葉を、ある方から聞きました。
なんとなくそう感じていても、言葉にするとやはり重いです。
検察庁という組織の利益を追求するあまり、
大阪地検特捜部幹部らが犯人隠避・証拠改ざんをした事件。
無罪の人の公判を引き延ばす結果となった。
自民党に選挙で勝つことだけを目的に
甘い公約を乱発してきた民主党。
その後の政権運営から国益にかなうものは見られない。
でも、人はみんな社会生活を営む中で何らかの組織に属しています。
そうすると、
組織益と公益の区別がつかなくなる恐れは誰もが持っています。
組織益と公益の違いに気づきやすい人。それは、
組織に入ったばかりの若手や、
一線の現場で社会と接点をもつヒラの意見ではないか。
組織をよりよいものにするため、
よりよいものを作るためには意見を出し合わなければいけない。
良い意見に肩書や年功序列は関係ない。
つまるところ風通しの良さってことだと思います。
風通しの良さは誰もが認めるところ。
だから、もっともっと風通しの良さをいろんな場面で実現したい。