おはようございます。きょうは戦後65年の終戦記念日です。
今年は、日韓併合100年ということで先日、菅総理が談話を発表しました。
談話は謝罪を改めて表明したもので、賛否ざまざまな意見が出ています。
そして閣僚全員が靖国参拝を自粛することも発表されています。
この2つの出来事をみると、政権交代が、先の戦争に対する向き合い方に変化をもたらしたのだなと感じます。
私は、今後、アジアと日本がより密接な関係を深めていくうえで、戦争に対するお互いの理解が不可欠だと考えます。
戦争を繰り返してはいけないことと、戦争の犠牲者を慰霊することに国境はない。
日本も原爆、空襲、沖縄戦、シベリア抑留など、戦争でたくさんの命を失いました。
先の戦争で相対した国同士が、そのわだかまりを時間をかけて解決する。
わだかまりを解決するのには時間がかかるのかもしれませんが、
戦争をめぐる日韓、日中のわだかまりは、戦後50年、60年がすぎた今も変わっていない気がします。
戦後70年、80年、そして100年に向けて、戦争を2度と繰り返さない、
戦争の犠牲者を国境に関係なく慰霊できる関係づくりを
一貫した姿勢で取り組まなければいけないと思います。