きのう、小海町の交番に行ってきた。
先月末の祇園祭の時に、
「交番の駐車場が狭くて、停めるところがない」と
言っていた人がいたからだ。
普段は通り過ぎるだけの国道交差点に交番はあるが
よーくみると、たしかに2台分ぐらいのスペースしかない。
しかも、坂になっていて冬は凍るという。
交番前の歩道の方が、たいらで広々している。
歩道に停めて用事を済ませてしまう人もいるらしい。
小海町交番は築30数年になるという。
祇園祭のあと、県警本部に電話をして聞いてみたのだが、
小海町交番よりも古い警察署、交番、駐在所がまだあるので、
すぐに小海町交番の改修に
予算を振り分けることは難しいという。
小海町交番は、警察署や交番の再編・統廃合によって、
いまでは南佐久の拠点交番となっている。
山岳救助の際は出動拠点になるという。
そういうときは、警察官も、
交番から少し離れた駐車スペースを借りるという。
警察官も、駐車場を直してもらいたいし、
建物も直せるなら直してほしいが、
我慢我慢とのことだった。
警察官に限らないが、
公務員は、官舎の老朽化が、
「著しい」という表現におさまらないような老朽建築もあるなど
苦労と我慢をしている。
公務員の全てが、
高待遇というわけでは決してない。
住民の願いも分かるが、警察官の苦労も分かる。
そんな交番訪問だった。
しばらくは、高齢者優先とか、
融通をきかせて使うほかなさそうだが、
県警も問題意識を共有してくれたことは
よかったと思う。
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