長野県の西北端、新潟県糸魚川市に接する小谷村。
今年、小谷村はかつてない豪雪に見舞われている。
平年の2倍の積雪といわれている。
長野県は2月1日、小谷村に災害救助法を適用した。
平成18年豪雪以来の適用だという。
糸魚川市にいったん入ってから細い橋を超えて
山間部にある小谷村大網地区。
平年の2倍では済まされない、
3メートルはあろうかという積雪が地区を覆う。
どこが道路かもわからない。
村の人が口を揃えて「経験がない」といっていた。
雪下ろしは重機も使うが、
メインはこの
「スノーダンプ」とよばれる器具を使った手作業だ。
きのうはボランティアも多かった。
私は友達に頼んで手伝いに行った。
70代、80代が屋根に上がり、毎日雪下ろしを続けている。
かつて日本海の幸を運ぶ「塩の道」にあった大網地区。
今年の豪雪でまた、村を離れる人が出るかもしれないという。
村の歴史を知る年配の方々が、村を支えている。
豪雪地の雪下ろしから見えた課題はまた改めて書くことにする。
村の人によると、
今週、もう一度大雪に見舞われるかもしれないという。
若い力が必要だ。
今しかできないことがある。
小谷村へ行こう。