こんにちは。
『民主党 議員歳費1割減の方針』というニュースが、
11日の朝刊各紙に出た。
「民主党もやれることからはじめたか」と歓迎していたら、
党内から異論が続出して、
きょうの朝刊では『方針先送り』の見出しが躍っている。
きょうの朝日新聞朝刊によると
『新人議員はいまも持ち出しだ。
対立候補は、有権者に香典や弔電を送っている。
カネがかかる政治を変えず、入りだけを絞るのは無理だ』とか
『企業団体献金もない。金集めで苦しい』という意見が出て
決定は先送りとなったようだ。
本当にがっかりだ。
国家公務員の人件費2割カットを公約している以上
国会議員の歳費削減は入り口の入り口というか
やって当たり前というのが有権者の感覚だ。
朝日新聞によると
「有権者の前で同じ反対意見がいえるのか」と
1割カットに賛成した議員も1人いたようだが
正論が1人しかいないというのがさびしい。
民主党は政権交代のために、
去年の総選挙、そして3年前の参院選で
新人を多数擁立し、
カネのかからない選挙戦で
当選した議員が多かったと思っていた。
カネのかからない選挙は
有権者も立候補者も望むところで、
政権交代の後押しとなったはずだ。
政権交代を否定、逆行するような動きは
もう勘弁してほしい。
みんなの党は、民主党がもたもたしている間に
国会議員の歳費3割カットをもりこんだ法案を
きのう参院に提出した。
みんなの党が責任ある行動を続けていることだけが救いだ。