6月11日に都内で友人とイベントを開いた。
友人の児玉君は、実家が上田市上武石の農家だ。
(児玉君のブログ→http://kodamanouen.naganoblog.jp/)
アスパラがちょうど旬なので、
新鮮なアスパラを東京の人に食べてもらおうということになった。
児玉君は実家のブログに
「アスパラは新鮮さが命です。東京のスーパーに売っているのは、
どうしても収穫してからの時間が経ってしまいますが、
今回のアスパラは、かなりの新鮮です」と書いている。
この日のアスパラは歯ごたえがあり、甘みがあっておいしかった。
特に評判だったのが下の写真。アスパラにパン粉をつけた「1本揚げ」。
「長さと太さのあるアスパラだからこそできる一品」と
料理を作ってくれた店の人が言っていた。
私の知り合いにも何人か声をかけたのだが
みんな喜んでくれて、児玉農園様様だった(笑)
参加者が書いてくれた寄せ書きには
「おいしくてびっくり」、「みずみずしいアスパラをありがとう」
「アスパラがますます好きになった」といったメッセージが並んでいた。
私は信州にきてから
地元の人のご好意で新鮮な野菜を何度もいただいてきた。
かつて6年暮らした仙台では海の幸に恵まれた生活だった。
その土地のものはその土地で食べるのが美味い。
ずいぶんと食に恵まれた生活だったと我ながら思う。
首都圏に行けばおいしいものは何でもそろうが、
新鮮なものを安くというわけにはいかない。
今回アスパラづくしでこんなに喜んでいただき
新鮮な食という「地方の恵み」がいかに貴重なものであるかを改めて感じた。
四季を通じて様々な旬がある「地方の恵み」を
全国の多くの人に知って欲しい。
そして、美味しいものを食べに地方へ来て欲しいし、
地方に暮らしてさらに満喫してほしい。